最初に結論を言います。
不動産投資で失敗する人の多くは、最初に話を聞いた1社でそのまま決めてしまっています。
「なんとなく信頼できそうだった」「担当者が熱心だった」「物件の説明がわかりやすかった」
その気持ちはわかります。でも、それだけで決めるのは非常にもったいない。
私自身、複数の不動産販売会社と面談して初めてわかったことがたくさんありました。
この記事では、なぜ複数社と話すべきなのか、その理由を実体験をもとにお伝えします。
そもそも不動産投資の本質はシンプル
難しそうに見える不動産投資ですが、突き詰めると判断基準はシンプルです。
その物件が割安かどうか、それだけです。
以前の記事でも触れましたが、投資用不動産の価格は「収益還元法」という考え方で決まります。
家賃収入をもとに物件の適正価格を計算する方法で、家賃が高いほど収益は大きくなり、その分物件価格も高くなります。
つまり、どの不動産販売会社が「良い会社か悪い会社か」という話ではなく、その会社が持ってくる物件が割安かどうかが全てです。
ここを理解すると、なぜ複数社と話す必要があるのかが自然と見えてきます。
理由① 各社が扱う物件はまったく違う
不動産販売会社はそれぞれ、仕入れルートも得意エリアも異なります。
各社が紹介する物件は基本的に唯一のものです。不動産販売会社は仲介ではなく売主として物件を扱っているケースが多く、その場合、前のオーナーが売却した会社にしかその物件は存在しません。
つまりA社が持っているその物件は世界に1つしかなく、B社やC社から同じ物件を購入することはできないのです。
だからこそ複数社と話すことに意味があります。投資用不動産において良い物件に出会えるかどうかは、ある意味確率のゲームです。
1社あたり紹介できる物件数には限りがあるため、2社・3社と増やしていけば見られる物件数が増え、割安な物件に出会える確率はそれだけ上がります。
「この会社で買おう」と先に決めてしまうのではなく、「いい物件を持ってきた会社から買う」という順番が正解です。
理由② 各社のサービス・キャンペーンが全然違う
物件だけでなく、各社が提供するサービスや特典も大きく異なります。
たとえば私が実際に話を聞いた中でも、こんな違いがありました。
- 購入時に値引きしてくれた会社
- 管理手数料をサービスしてくれた会社
- 決算時期ごとの各種キャンペーンを適用してくれた会社
これらは物件価格には表れない部分ですが、トータルのコストや手残りに直結します。
1社しか話を聞かなければ、こういった条件の違いに気づくことすらできません。
比較して初めて「あの会社のほうが条件よかったな」とわかるわけです。
理由③ 提携している銀行・金利が違う
これは見落としがちですが、非常に重要なポイントです。
不動産投資はローンを使って購入するのが一般的ですが、どの不動産販売会社と取引するかによって、融資してくれる銀行が変わります。
銀行が変われば、金利も変わります。
2024年以降、日本でも金利の上昇局面が続いています。
0.1%の金利差でも、35年ローンで計算すると返済総額に数10万円~100万円以上の差が出ることもあります。
「どこの銀行と提携しているか」「どのくらいの金利優遇が受けられるか」は、面談の際に必ず確認したいポイントです。これも複数社と比較することで初めて見えてくる情報です。
面談のハードルは思ったより低い
「でも、話を聞きに行くのはちょっと怖い」と感じる方もいるかもしれません。
正直に言うと、私はほとんどハードルを感じませんでした。
理由のひとつは、多くの不動産販売会社が面談するだけで現金キャッシュバックやポイント特典を用意しているからです。話を聞くだけで数千円〜数万円相当の特典がもらえるケースも珍しくありません。
私自身も複数の会社と面談したことで、合計30万円程度(アマギフやポイント)の特典をもらえました。しかも面談するだけです。
面談といっても、初回は会社の説明や市場環境の話が中心で、いきなり「買ってください」となるわけではありません。無理に購入を迫られることもなく、「話を聞いて終わり」でも全く問題ありません。
むしろ、面談に行かないことのほうが機会損失だと今は感じています。
まとめ
不動産投資で大切なのは、会社のブランドや担当者の熱量ではなく、物件の質と条件の比較です。
そのためにやるべきことはシンプルで、複数の不動産販売会社と話すことです。
- 扱う物件はそれぞれ違う
- サービスや特典も会社によって大きく異なる
- 提携銀行・金利も変わってくる
これらは1社だけ話を聞いていては絶対に気づけないことです。
では、実際にどんな会社と話せばいいのか。次の記事では、私が実際に面談した不動産販売会社とそれぞれの特徴を、体験談をもとに紹介します。
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