外資系コンサルを辞めた理由|昭和の成功モデルか令和の成功モデルか

独立・法人化

いきなりですが、人生の成功モデルってなんでしょう?

昭和から続く、いわゆる成功モデルはとてもシンプルで、いい学校に行き、いい会社に入り、終身雇用の中で出世し、65歳で引退する。

このルートを歩めた人が「成功した人」として見られていました。このモデルは今も機能しています。

ただ、それとは別に、新しい成功モデルが出てきたと感じています。

私はそれを「令和の成功モデル」と呼んでいます。


昭和の成功モデルと令和の成功モデル

昭和の成功モデルと令和の成功モデルの違いは、自由になるタイミングです。

昭和の成功モデルは65歳で自由になります。いい会社に入り、出世し、定年まで働いた後に引退する。安定・名誉・社会的信用が手に入る代わりに、自由な時間が手に入るのは人生の終盤です。

令和の成功モデルは40代で自由になります。高収入の時期に資産を作り、40代のうちに時間とお金の自由を手に入れる。名誉や肩書きは手に入りませんが、体力も好奇心もエネルギーもある時期に、自分の人生を自分で設計できるようになります。

この二つは今や、同じぐらい現実的な選択肢として並立しています。昭和の成功モデルを目指すのと同じぐらいの確率で、令和の成功モデルも狙えます。違いは何を優先するかだけです。

親世代が「いい会社に入れ」と言うのは、親が生きた時代の成功モデルを伝えているだけです。その昭和の成功モデルが今の時代に最適かどうかは、別の話です。


外資系コンサルというステータスの実態

外資系コンサルティングファームのシニアマネージャーという肩書きには、確かに社会的信用がありました。

名刺一枚で相手の態度が変わります。銀行の融資審査も通りやすく、初対面の人からも一定のリスペクトがある。組織の看板が自分の価値として機能していました。

ただ、在籍しながらずっと感じていたことがあります。これは「自分の価値」ではなく「会社の価値」だということです。

会社を辞めた瞬間に、その肩書きは消えます。残るのは自分自身のスキルと実績だけです。それに気づいた時、ステータスに執着することの意味が薄れていきました。


それでも辞めた理由|名誉より時間を選んだ

独立を決めた理由を一言で言うと、令和の成功モデルを選んだからです。

65歳で引退して自由を手に入れる昭和のモデルと、40代で自由を手に入れる令和のモデル。どちらを選ぶかという問いを立てた時、答えは明確でした。

体力がある・好奇心がある・エネルギーがある時期に、自分の時間を自分のために使いたい。65歳になってから「さあ自由だ」と言われても、使える時間とエネルギーは限られています。

大手ファームに残ってパートナーを目指すという選択肢もありました。ただパートナーになれるのはごく一部で、なれたとしても60歳近くまで激務と、数字のプレッシャーが続きます。その先に手に入るのは名誉とそれなりの資産ですが、自由な時間は手に入りません。

私は名誉より時間を選びました。


独立後に失ったもの

社会的ステータスは確実に失いました。外資系コンサルのシニアマネージャーという肩書きは消え、今の肩書きは「独立したコンサルタント」です。ビジネス界のエスタブリッシュされた場では、存在感はほぼゼロになりました。

キャリアの階段も下りました。組織の中で上を目指すというゲームから完全に降りたということです。

組織の看板もなくなりました。初対面で名刺を渡した時の相手の反応は、在籍時とは明らかに違います。

これらは事実として受け入れており、令和の成功モデルを選んだ以上、これは当然の結果です。


独立後に得たもの

失ったものがある一方で、得たものも明確にあります。

時間の自由度

9時5時で仕事が終わります。案件を自分で選び、稼働率を自分で決め、休むタイミングを自分で決められます。3ヶ月全力で働いて1ヶ月休む、という設計も現実的にできます。ファームにいた頃は有給すらほとんど使えませんでした。

手取りの増加

収入規模はほぼ同じなのに、手取りが約820万円増えました。税の構造が変わったからです。
法人化・役員報酬の設計・不動産との損益通算を組み合わせることで、課税所得を大幅に圧縮できます。詳しくは以下の記事で書いています。
独立して手取り+820万円|外資系コンサル10年の収支を全公開

自分で設計できる人生

収入・支出・時間・仕事の量——これらを全部自分で設計できるようになりました。会社員時代は収入も時間も会社に決められていました。今は自分で決めています。


40代で自由になるか、65歳で自由になるか

どちらの選択が正解という話ではありません。

名誉・ステータス・社会的信用を重視するなら、昭和の成功モデルを歩み続ける方がいいと思います。大企業のキャリアを登り続け、役員という肩書きを手に入れる。そのモデルは今も機能しています。大企業の役員という肩書きが持つ価値は本物です。

ただ、令和の成功モデルという選択肢が今の時代には現実的に存在しています。40代で資産と時間の自由を手に入れて、残りの20〜30年を自分のために使うというモデルです。

私はまだその途中です。不動産6室・法人設立・節税設計——これらは全部令和の成功モデルを実現するための設計です。3〜5億円の資産を作り、完全に自由な状態を手に入れることを目指しています。

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昭和のモデルを目指すのと同じぐらいの確率で、令和のモデルは現実的に狙えると思います。違いは何を優先するかだけです。名誉を優先するか、時間を優先するか。どちらを選ぶかは、自分が何のために生きるかという問いへの答えによります。


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まとめ

私が外資系コンサルを辞めた理由をまとめます。

・昭和の成功モデル(65歳で自由)より令和の成功モデル(40代で自由)を選んだ
・社会的ステータスは失ったが、時間の自由度を手に入れた
・手取りは約820万円増えた
・3〜5億円の資産形成を目指して、設計の途中

ステータスより自由を選んだ判断を後悔していません。

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※本記事は私自身の体験をもとにした情報提供です。独立・法人化を検討している方は、必ず専門家にご相談ください。

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