この記事では、コンサルティングファームで10年ほど働いた私が、なぜ辞めたのか、辞めてどう変わったのかを書きます。
転職や独立を考えている方、高収入だけど何か違うと感じている方に読んでもらえると嬉しいです。
コンサルのマネージャー職がきつい理由|プライベートの時間が消えた4〜5年
コンサルティングファームでの仕事は、正直面白かったです。
クライアントの課題を分析して、解決策を提案して、実行を支援する。その仕事の性質は自分に合っていたし、やりがいもありました。
ただマネージャーに昇格してから、状況が変わりました。
プライベートの時間が、ほぼ存在しなくなりました。
深夜残業は当たり前。休日も仕事が入る。それだけではありません。マネージャー以上になると、自分のプロジェクト業務に加えて、やらなければいけないことが山ほど増えます。
- 部下の育成・評価面談・評価会議
- マネージャー以上が集まる社内会議
- 期初のゴール設定・プランニング・その1on1
- プロジェクトのファイナンス管理
- 社内ワーキングの会議・実行
- その他、意味のない1on1
自分の成果物や売上とは直接関係のない仕事が、業務時間の相当な割合を占めていました。
旅行に行きたい。本を読みたい。何もしない時間が欲しい。そういう当たり前のことが、直近の4〜5年ほどできていませんでした。
コンサルを辞めた理由|納得できない評価が退職の決め手になった
辞めようと思ったきっかけは、ある評価結果でした。
深夜まで働いて、休日も返上して、目標も達成。それだけやって返ってきた評価が納得できるものではありませんでした。
その瞬間に「何のためにやっているのか、本当に分からない」と思いました。
その日に辞めることを決意しました。
コンサル退職前にやったこと|融資枠を使って不動産を6室購入した
退職を決めてから、まず動いたのが不動産の購入です。
理由は二つあります。
一つは融資枠の問題です。金融機関が融資を出しやすいのは会社員のうちです。独立してからでは、同じ条件では借りられない可能性が高い。だから会社員である間に動く必要がありました。
もう一つは節税です。不動産投資による減価償却は、給与所得と損益通算できます。高収入のコンサルタントにとって、これは非常に大きい。
退職前に6室を購入して、その後退職しました。
コンサルから独立して変わったこと|深夜残業ゼロ・自分の時間が戻った
独立して一番変わったのは時間です。
深夜残業がなくなりました。休日に仕事が入ることもなくなりました。自分が働くと決めた時間だけ働けばいい。
部下の育成も、意味のない会議も、ファイナンス管理も、全部なくなりました。自分の仕事だけに時間を使えます。
上司からABCで評価されることもなくなりました。お客さんがついてくれるかどうか、それだけが自分の評価です。これが想像以上に楽でした。
手取りが年間500〜600万円増えた
独立後、収入水準は上がりました。ただ仮に独立前と同じ年収1,800万円水準だったとしても、手取りは年間500〜600万円増えていた計算になります。
理由は節税です。
会社員時代は年収1,800万円に対して、税金をそのまま払うしかありませんでした。所得税・住民税を合わせると、実効税率は50%近くになります。稼いだお金の半分が税金で消えていく構造です。
独立して法人を作ると、ここに選択肢が生まれます。
- 不動産の減価償却を給与所得と損益通算する
- 業務に関連する経費を法人で落とす
税理士と相談しながら自分の状況に合った節税を設計することで、収入水準が変わらなくても手元に残るお金が大きく変わります。
10年続ければ5,000〜6,000万円の差になります。サラリーマンのままでは使えない手段が、独立することで使えるようになります。
今の生活|不動産・株・マイル・旅行
独立してからの生活はこうなっています。
不動産は6室を保有して家賃収入を得ながら、株式投資も本格的に始めました。コンサルファームにいた頃は投資規制が厳しくてできなかった個別株も、今は自由に動かせます。
時間ができたので旅行にも行けるようになりました。マイルやポイントを活用して、できるだけコストを抑えながら色々な場所に行っています。
サラリーマンとして働いていた頃には想像できなかった生活です。
この記事を書いた理由
「高収入なのに豊かじゃない」という感覚を持っている人は、コンサル・外資・総合商社など高収入の職種に多いと思っています。
お金はある。でも時間がない。税金も高い。このままでいいのか。
私はその枠組みから抜け出すことができました。不動産・投資・独立・節税・マイル——その方法をこれから一つずつ書いていこうと思います。
※本記事は私自身の体験をもとにした情報提供です。独立・投資の判断は必ずご自身でお願いします。
