戦略系からDX・AI・組織・サステナビリティまで、実際にエージェントから紹介された案件を8件公開します。単価・稼働率・案件内容をそのまま出します。
フリーランスコンサルの案件がどんなものか、単価がどのくらいか——これを具体的に知りたい方に読んでもらえると参考になると思います。
独立した経緯や背景については以下の記事で書いています。
→ コンサル10年→独立|残業ゼロ・手取り年800万増・不動産6室になった話
フリーランスコンサルの案件は思ったより幅広い
「フリーランスコンサルってどんな仕事をするのか」と聞かれ、どのようなイメージを持たれるでしょうか?
実際に案件を見てみると、戦略・IT・DX・AI・組織・育成・サステナビリティと、かなり幅広い領域の案件があります。大手ファームで培ったスキルが、様々な形で活きる市場です。
私が紹介を受けた案件の種類は大きく4つに分かれます。
戦略系:CEO直下の成長戦略・企業ビジョン策定など
IT・DX系:AI活用・KPI可視化・システム共通化・データ活用戦略など
組織・人材系:若手育成・思考力強化など
サステナ系:サステナビリティ規制対応など
実際に紹介された案件8件|単価・稼働率・内容を全公開
エージェントから実際に紹介された案件をそのまま公開します。
①AIベンチャー|AI営業支援コンサルタント
単価:180万円/月
稼働率:100%
場所:基本リモート
内容:企業向けAI案件の営業プロセス支援。提案ストーリー策定・提案書作成・商談参画。AIエージェント開発PoCまたは業務変革コンサルティングが主テーマ。
エージェント:レバテック
②大手製造業|CEO直下成長戦略推進支援
単価:250万円/月
稼働率:60~100%
場所:原則リモート
内容:CEO室における社長補佐ポジション。経営層との商談・経営戦略支援を横断的に対応。将来的にM&A・海外展開支援も期待される案件。
エージェント:アクシスコンサルティング
③放送局|企業ビジョン策定および組織浸透支援
単価:250万円/月
稼働率:40~60%
場所:原則リモート
内容:企業のビジョン策定から組織への浸透支援まで対応。
エージェント:アクシスコンサルティング
④大手鉄鋼業|サステナビリティ規制対応支援
単価:160万円/月
稼働率:50~100%
場所:フルリモート
内容:サステナビリティ領域の規制対応支援。
エージェント:アクシスコンサルティング
⑤大手食品|若手人材育成支援
単価:300万円/月
稼働率:10~50%
場所:原則リモート
内容:社会人3年目以上の若手を対象に、思考力・仮説構築力・事業視点の底上げを目的とした実践・伴走型の育成支援。
エージェント:アクシスコンサルティング
⑥大手製造業|IT部門KPI設定・ダッシュボード可視化
単価:200万円/月
稼働率:50%
場所:原則リモート
内容:IT部門のKPI設定とダッシュボードによる可視化支援。
エージェント:INTLOOP
⑦大手製造業|グループ会社システム共通化
単価:290万円/月
稼働率:80%
場所:週1オンサイト
内容:グループ会社間のシステム共通化プロジェクト支援。
エージェント:INTLOOP
⑧放送局|データ活用戦略検討
単価:190万円/月
稼働率:100%
場所:週3オンサイト
内容:視聴データの活用戦略の検討と実行支援。
エージェント:レバテック
エージェントによって案件の特徴が違う
複数のエージェントに登録して案件を比較していると、エージェントごとに得意な案件の傾向があることがわかります。
INTLOOPは大手製造業のIT・DX系案件が多い印象です。⑥⑦の大手製造業案件はどちらもINTLOOP経由でした。単価も200万・290万円と高めで、大手クライアントの案件が豊富です。
アクシスコンサルティングは戦略系・経営系の案件が多い印象です。CEO直下や戦略推進系の案件はアクシス経由で紹介されることが多いです。
複数のエージェントに登録することで、案件の選択肢が広がります。1社だけに絞ると自分のスキルに合った案件が出てこない時期が生まれます。
→ フリーランスコンサルの月単価はいくらか|案件の探し方と現実
案件の選び方|私が重視している3つの基準
紹介された案件の中から何を選ぶか。私が重視しているのは3つです。
①単価180万円以上
月単価180万円を基準にしています。それ以下の案件は基本的に選びません。大手ファームのシニアマネージャー経験があれば、180万円以上の案件は十分現実的な水準です。
②リモート可であること
フル出社の案件は基本的に避けています。ただし交渉次第でリモートに変えられるケースもあります。最初はフル出社でも、バリューを出すことで、リモートに移行できた経験があります。
③稼働率が選べること
稼働率を自分でコントロールできるかどうかは重要です。100%固定の案件ばかりだとダブルワークができません。40〜60%の案件と組み合わせることで、月300万円以上の売上設計ができます。
→ フリーランスコンサルはホワイト|暇すぎてダブルワークで月300万円
単価交渉はエージェントに任せる
単価交渉はエージェントが代行してくれます。これはエージェントを使う大きなメリットのひとつです。
実際に提示単価から交渉して単価を上げてもらったケースがあります。向こう側に「入ってほしい」という要望があれば、交渉の余地は十分あります。自分で直接交渉するより、エージェントに任せた方がやりやすいです。
またプロジェクト終了後の継続依頼を断る場合も、エージェントが間に入ってくれるので角が立ちません。「次のプロジェクトまで少し休みたい」という場合も、エージェント経由で伝えてもらえます。直接クライアントに言いにくいことを代わりにやってくれる存在です。
シニアマネージャー経験は単価交渉の武器になる
大手ファームでシニアマネージャー以上の経験があると、フリーランス市場での単価交渉が有利になります。
理由はシンプルで、面談の中で「マネージャーロールができる」ということが伝わるからです。プロジェクト内でマネージャーとして動ける・下のメンバーをマネジメントしながら回せる、という点は単価交渉の根拠になります。実際にこういう形で単価アップの交渉をしてきた経験があります。
スタッフ・コンサルタントレベルの経験だと、この交渉がしにくいです。マネージャー以上になってから独立する方が、フリーランス市場での単価交渉力が明確に上がります。
なぜ独立を選んだか、そのキャリアの判断については以下の記事で書いています。
→ 外資系コンサルを辞めた理由|昭和の成功モデルか令和の成功モデルか
独立後の収入設計・節税の全体像については以下の記事で詳しく書いています。
→ 独立して手取り+820万円|外資系コンサルが法人化で変えた税の構造
さらに詳細な数字・設計をすべて知りたい方は有料noteで全公開しています。
→ 独立して手取り+820万円|外資系コンサル10年の収支を全公開
まとめ
実際に紹介された案件8件と、案件選びのポイントをまとめます。
- フリーランスコンサルの案件は戦略・IT・DX・AI・組織・サステナと幅広い
- 単価は160〜300万円が現実的な範囲
- エージェントによって得意な案件の傾向が違う。複数登録が基本
- 単価180万円以上・リモート可・稼働率が選べることを基準に選ぶ
- 単価交渉はエージェントに任せる。提示単価から上げてもらえるケースがある
- シニアマネージャー経験があるとマネジメント力を根拠に単価交渉ができる
独立を検討中の大手ファーム・マネージャー以上の方はLINEで繋がりましょう。
※本記事は私自身の体験をもとにした情報提供です。案件の単価・内容は時期・スキル・経験によって異なります。
