コンサルから独立して感じたメリット・デメリット|元外資系シニアマネージャーが正直に書く

独立・法人化

外資系コンサルティングファームを辞めて独立してから半年ほど経ちました。

良いことばかりではありませんが、ただ総合的に見ると、独立してよかったと思っています。

この記事では、実際に感じたメリットとデメリットを正直に書きます。華やかな部分だけでなく、しんどい部分も含めて書くので、独立を検討している方の参考になれば嬉しいです。


メリット①:自由な時間が圧倒的に増えた

独立して一番変わったのはこれです。

ファームにいた頃は、デリバリー以外の仕事が山ほどありました。営業活動・メンバーの育成・組織の活動・チームミーティング・社内の各種報告——これらが全部なくなりました。今はデリバリーだけをすればいい状態です。

結果として、業務時間が終わった後に友達と飲みに行ったり、週末を月曜のことを気にせず過ごせるようになりました。ファームにいた頃は週末も頭の片隅に仕事があって、完全に切り替えることが難しかったです。

働き方の実態については以下の記事で詳しく書いています。
フリーランスコンサルはホワイト|暇すぎてダブルワークで月300万円


メリット②:仕事の難易度が下がって楽になった

これはポジティブな意味での「楽」です。

外資系コンサルティングファームで戦略系のプロジェクトをやってきたため、案件の難易度は高かったです。経営課題に向き合い、頭をフル回転させる仕事が多かった。

フリーランスになって参画する案件は、正直なところ難易度がかなり低いです。これまでの経験からすると、そんなに時間をかけずにこなせてしまいます。一緒に働くメンバーや上司にあたる人も含めて、自分より優秀だと感じる人は正直いません。

これをデメリットと感じる人もいると思います。ただ私にとっては「楽に仕事をこなしながら高い単価をもらえる」という状態なので、今の段階ではメリットとして捉えています。


メリット③:副業・新しい事業を気にせず始められる

会社員時代は副業に制限がありました。やりたいことがあっても、会社の規定を気にしながら動く必要がありました。

独立してからは何でも始められます。現在、もともとやっていた事業が1つ、独立後に始めた事業が2つ、これから始めようとしているものが1つある状態です。

自分のアイデアをそのまま事業にできる自由度は、会社員時代にはなかったものです。


メリット④:お金が増えた

収入規模はほぼ同じなのに、手取りが約820万円増えました。法人化・役員報酬の設計・不動産との損益通算を組み合わせることで、課税所得を大幅に圧縮できたからです。

詳細は以下の記事でまとめています。
独立して手取り+820万円|外資系コンサルが法人化で変えた税の構造

さらに詳細な数字・設計をすべて知りたい方は有料noteで全公開しています。
→ 独立して手取り+820万円|外資系コンサル10年の収支を全公開

法人を作ったら使える節税制度7選


メリット⑤:同じ境遇の仲間ができた

独立してから、同じコンサル出身の創業仲間ができました。

一緒に働いているわけではないですが、案件の情報交換・事業の相談・ご飯を一緒に食べるなど、定期的に交流しています。同じ境遇の人間がいるのは、精神的にもプラスです。

会社員時代のチームとは違う種類のつながりですが、これはこれで価値があります。


デメリット①:有給・傷病休暇がない

フリーランスには有給も傷病休暇もありません。

休もうと思えば休めます。ただ給料が保証された状態で休むということはできません。体調を崩した時のリスクは全部自己責任です。

会社員時代は当たり前にあったものがなくなる、という感覚はあります。この点はサラリーマンっていいなと正直思います。


デメリット②:社会的信用・安定が下がる

ローンが組みにくくなります。大手ファームのシニアマネージャーという肩書きもなくなります。

特に不動産投資をしたい方は注意が必要です。会社員のうちに銀行ローンを組んでおかないと、独立後は融資審査が格段に難しくなります。私が独立直前に不動産を複数購入したのはこの理由です。

不動産投資と融資については以下のカテゴリで詳しく書いています。
不動産投資カテゴリはこちら

ただ冷静に考えると、外資系コンサルティングファームも別に安定していたわけではありません。いつ必要ないと言われるかわからない環境でした。「安定」という意味では、会社員時代も大して変わらなかったとも言えます。

社会的信用とキャリアのトレードオフについては以下の記事で詳しく書いています。
外資系コンサルを辞めた理由|昭和の成功モデルか令和の成功モデルか


デメリット③:人との関わりが減る

オフィスでの日常的な交流がなくなります。

ファームにいた頃は、プロジェクト以外でも同僚と廊下で話したり、ランチに行ったりという日常がありました。それがなくなります。

人との関わりが好きな人、オフィスの雰囲気が好きな人にとっては、これが結構しんどいと思います。私はそこまで気にしないタイプですが、それでも人との関わりが減ったなという感覚はあります。


デメリット④:成長という観点では物足りない

フリーランスの案件で自分より優秀な人に会うことはほぼありません。難易度の高い仕事もほとんどない。

成長したい・もっと難しい仕事に挑戦したいという人には、正直向いていないと思います。

私自身は今の段階では成長よりも自由な時間とお金を優先しているのでいいのですが、キャリアアップを重視する人はよく考えた方がいいです。


それでも独立してよかったか

正直に言うと、よかったです。

デメリットはありますが、自由な時間・お金・やりたいことへの挑戦——これらを手に入れた上でのデメリットなので、受け入れられています。

独立を迷っている方に一つだけ言うとしたら、「迷っているなら早めに動いた方がいい」ということです。準備をしながら長く迷うより、動きながら考える方が結果的に早く自分の答えが出ます。


同じ境遇の仲間を作りましょう

独立後に一番助かったのは、同じ境遇の仲間の存在でした。情報交換・案件の相談・愚痴を言える相手がいるかどうかで、独立後の質が変わります。

コンサル出身で独立している方・独立を検討している方、ぜひLINEからつながりましょう。

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※本記事は私自身の体験をもとにした情報提供です。独立の判断は個人の状況によって異なります。

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